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2008.06.13

角棒その後

Photoその後、4mm角棒を使って1本口琴を製作した。入手した「SSみがき」と呼ばれる素材は4mm角では、やわらかい。強度不足気味だ。さらに、弁の接合部にも問題がある。

当初からわかっていたのだが、直径5.2mmの五寸釘に比べて、カシメる部分の寸法が足りないのだ。図は弁を固定する部分の断面の模式図。赤丸は直径5.2mm、内側のひし形は1辺4mm(対角線は4×1.414≒5.7)、外側は1辺5mm(5×1.414≒7.1)。水色の横長の四角を弁とすると、五寸釘と同じ長さ(約4.6)を確保するには、1辺5mmの角棒が必要になる。1辺4mmの角棒で、五寸釘と同じ長さをで固定するには、ひし形の半分を削らねばならない。それでは、さらに強度が低下する。ソルタン工房の口琴を見ると、確かに半分まで削って固定されている。

今回作ったものは、気に入った音が出せた。弁と枠との隙間の調整もうまくいった。だが、少し意地悪をして、弁の横方向に力を入れると、隙間がくるってしまう。次回、角棒から作るときは、弁の固定部分に工夫が必要だ。

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